防衛省事務次官の収賄事件が世の中を騒がせている。終戦後、戦争責任を自覚しない旧日本軍幹部が、自分には戦争責任が無い、ただ上官の命令に従っただけだと東京裁判で弁明する場面と国会尋問が重なって映る。
今回の事件にもまだ報道されない部分が多くあって、防衛省幹部一流の論理が本人の胸中に展開されている。
今朝の中日新聞では、日本の自衛隊にはアメリカ軍のような情報収集力が無いので日本の軍事情報の収集には商社が重要な役割を担っている、従って商社幹部との交際は大切な情報収集の為であって、国益を守る上では大切な任務だと考えている自衛隊幹部がいる。
日本には宗教に立脚した絶対的な道徳観が存在しない、逆に置かれた環境に順応する能力にはコダワリが無いので優れいる。
それは 1945年8月15日迄、現人神(あらひとがみ)であった天皇が終戦によって普通の人間に変わる瞬間が正に日本人の日本人的な由縁であろう。
世界人口の2 /3を占める一神教(キリスト・イスラム・ユダヤ教)の世界観では理解出来ない価値感である。
八百万の神々が君臨する我が国には多様な価値観が存在するが、何よりも日本人が持ち合わせいたはずの「武士道の精神」が失われた事が悔やまれてならない。
