猿人的現代人

「周口店北京猿人博物館」周口店の猿人遺跡は、北京市街から北西へ車で約1時間半 の処にある。60〜30万年前に何度か猿人達が生活していた痕跡が見つかっている。ここで発掘された人骨は40体で推定年齢は15歳前後であるが、中に50歳と思われる人骨が1体発見されている。

原人と猿人には2つの条件の違いがある、第一に「直立歩行」をしているか、次に「意識を持っている」かどうかである。道具を使うかどうかとの解釈もあるが、チンパンジーや一部の動物も道具を使っていることが知られているが、意識して使っているかどうかが重要な要件になる。

意識を持つことは現実と理想や期待値とのギャップを感じることになる。その意味からは3万年前に発見された埋葬の痕跡が残る人々を原人と呼ぶことが正しい解釈になる。

この人達は毛皮を身に纏い男女、親子を意識して行動していた。現代人の中には社会の仕組みが複雑になり役割も多岐になった結果、本来人間として持ち合わせていた男女や親子等、家族の中での役割を意識して行動しなくなってしまった人達が出来ている。

何時までも依存関係を続ける親子や、職場で作業 (無意識にやっている)と仕事(意識して働く)の区別が判らない猿人的現代人を創り上げてしまっている。

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