電力には「1次エネルギー」と「2次エネルギー」 の二つの顔があるのでその背景を良く理解して賢く使う。
エネルギー消費量の表現方法には、1次エネルギー換算表示の他に2次エネルギー換算表示の方法があります。ガスや灯油など他のエネルギーと効率を比較する場合に考慮が必要になります。
電力は火力発電所(旧式の効率が悪い石炭火力発電所20%から、最新の高効率な天然ガス発電所50%を含む平均値37%)において、発電に用いられる燃料(石油や石炭・天然ガス)のもつエネルギーのうち、発電や送電時のエネルギーロスを除き使用される現場の電力エネルギーとの比率を示しています。
電力の1次エネルギーと2次エネルギーの換算係数は
3.600kJ/kWhです。
※光熱費領収書から年間の1次エネルギーを求める方法
電気・ガス・灯油の領収書には、それぞれの購入量(単位は、電気がキロワットアワー[kWh]、ガスが立方メートル[m3]、灯油がリットル[L])が記載されている。それらの購入量に次の1次エネルギー換算係数を掛け、1次エネルギー消費量(単位はジュール[J])を求めることが出来る。
- 電気:9.830kJ/kWh
- ガス:プロパン99MJ/m3
- 灯油:37MJ/L
※例えば年間に電力6.000kWh、プロパンガス200m3使用している場合には、6.000×9.83+200×99=78.780MJ=78.78GJ(1ギガジュール[GJ] =1.000メガジュール[MJ])となります
