昭和23年6月28日午後4時13分福井地震が発生し3900人が亡くなった。死者の内3000人は地震で倒壊した建物の下敷きになって亡くなっている。当時の福井県の人口は37万人であった。
十年前の平成7年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災は6400人が亡くなった。この内で5000 人はやはり建物の下敷きになって亡くなっいる。この時、地震発生が早朝であったため逃げ遅れて建物の下敷きになったと報道されたが、福井地震のように6月の 午後4時にも関わらず多数の人が亡くなっている。
地震の発生時刻が住宅の下敷きで多数の死者をだした原因ではなく、地震が発生して数十秒で建物が倒壊しており屋外へ逃げ出すタイミングを逸しているので助か らないのです。従って当初から地震で倒壊するような建物は建ててはいけない事になります。
施主の希望であっても建築基準法で壁倍率がクリア出来ても、不合理 で無理な設計は、やはりやるべきではないのです。法律が地震から住宅を守っくれるのではなく理に叶った構造と適切な施工が重要な要件です。壁倍率は1、5 倍以上で偏心率は0、2以下にし予想以上の地震にも耐えるようにする事。
